2016年3月8日火曜日

LUT (lookup table)が先か、卵が先か③


premiere pro ccにて

覚書き

確定申告の時期ですw
なんか去年もBMPCCであーだ、こーだ言っていた気が・・・
一年間かけてようやく理屈のようなものがわかったって言うのも、どうなんだろう。
ましてや、ついこの間、間違いに気がついたりして。
とりあえず、今現在のLutについての理解をこの回まででまとめておこうと思います。
確定申告の書類作成が嫌でやっている訳ではありません。

上の画像がすべてを物語っていますね。一番上がlogデーターでございます。
Pr(premiere pro cc)ではLumetri スコープって呼ぶんですが、たぶん一般的にはwave form(波形)と言うんじゃないだろうか。
Lumetriって言葉はスチールの人間にはお馴染みよね。
むずいのは、縦軸の数字が基準によって変わるってことなんだけど、そこら辺は勉強中でもあり、ここに書けるだけまとまりきれていないので省略。
ヒストグラムと違うのか?っていう意見はごもっともですが、違うんだこれが。
今じゃ、写真稼業にはありがたい羅針盤のヒストグラム。私の理解だと画像内の階調の分布、かの偉大なアンセル・アダムスのゾーンシステムをビジュアル化したもの(これには賛否両論あるかも)。横軸が明暗、縦軸が画素。この画素っていうのがスチールっぽいw
wave formも意味同じだろ?って事なんだけれど、そこが動く画の羅針盤w横軸が映像の横方向に対応!動画マンの方には当たり前なんだろうけれど、最初wave formが随時動いているの見た時にはWhy Japanese people?!みたいなカルチャーショックでした。少なくとも私はヒストグラムをモニタリングしながらスチール撮影していませんでしたからwで、縦軸が輝度。設定で色々できるらしいのだけれど、放送規格に合っているかどうかの判断っていうのがまさしく動画wその他ベクトルスコープなんていうカラーを、彩度と色相で表す表なんかもあったりして、結構理論的に詰めていくだよね。って、スチールでも理論的に詰める人はいるけれど、薬剤の調合だったり気温だったり、紙の種類だったり、またはライティングだったりってそっちの方向だったでしょ。因みにwave form、縦軸の基準にもよるけれど、スチールでおなじみの18パーグレーは真ん中よりやや下あたりw細かく言うとこれもきっちり詰められているんだけど、そんな感じw
で、ようやく本題。Log、Log、Log。一番上の画、wave formで見てもらうとわかる通り輝度もカラーも真ん中辺に詰まっております。これをピザ生地のように伸ばしていくわけですよ、比喩がなんですがwで、ベースのトマトソースを塗って、どんなチーズをかけて具材はどうしようと。比喩がなんですがwスチールと同じで、その構想は撮影前に決めておくと事はスムーズだよね。そういうのプリプロダクションっていう人もいるっぽい。いちいち呼び方かっこいい・・・ロケハンでいいじゃん、ロケハンで。
で、長くなったけど題名のLut。要は、これから伸ばそうとするピザ生地を、一気にピザにしてしまう表(ここら辺、物凄く数学的なんだそうですがw)、それがLut。自分で作るLutもあれば、メーカーのモノから、そこら辺から頂くモノまで。最終的に何であげるかによるのだと思うのですが色々あるわけです(らしい)。下の画は単純に"Alexa Default LogRec709"っていうのを当ててみただけ。どう?生地伸びたでしょ?トマトソースとかもかかってる?そこからいじるとかありなわけで、ある本で書いているカラーリストさんは『基本、画がかっこいいかどうか。』とか、他の本では基本は基準にのっとって出し、そこから変えていく。みたいな・・・どっちやねんwきっとカオスなんでしょうね、私みたいなわからない人間もドドっと入ってきているわけですし。デジカメに変わり始めた頃を思い出しますw
Rec709なんて言葉や、根本的に美味しい生地を作るにはとか、伸びる生地はなんぞ?とかとかとか。結局、長くなるだけの今回でした。


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