2017年4月4日火曜日

摩訶不思議なFuji Film①

Fuji X-T2 XF35mm1.4R iso800 1/100 f2 raw c1
そんなに、色々なメーカーのカメラをいじり倒していないのだけれど、大抵rawで追い込んで撮影すると救われてきたデジタル撮影な気がする。
jpegとは一皮も二皮も剥けたイメージ通りの絵が仕上がるので、できうる限りrawで撮影、処理をしてきた。納品がtiffって言うのもある。
私見的意見で、キャノンはハイライト側にニコンはシャドー側に粘りがあり、ライカ(CCDまでだけれど)は全体的に階調が豊かなイメージを持っている。多分、ボディーのみではなく、レンズも含めてのことだろうから、あくまでも自分の好みの撮影スタイルでの、そんなイメージ。
画素数にもよるけれど、4/3は別にしてフルサイズ、phase,と解像感は数字以上に納得するもので、やはり素子サイズはフィルムと同じことが言えるのかなとも思ったりしていた。例えば、私が所有している、またはしていたものでいうとPhaseOne 20p+は36.9mm x36.9mm 面積でいうなら、約1361mm 。ニコンフルサイズだと36mm x24mmだから約624mm、ビックリの2倍。しかし、デジタルの場合、ここに画素数が加わってくるから話が真っ直ぐにならなくなってくる。その話はまたにしないと、長くなりすぎるのでここでは省略。
で、前置きが長くなったがFujiである。
APS-Cサイズの23.6mm x 15.6mm。虎の子のX-Trans Cmos センサー原色フィルターである。ここが味噌であり、ここが今まで出会ってきたカメラと違い、悩ましく摩訶不思議なのである。 
どんなに悩ましく、摩訶不思議かはまた今度。